「 みんなおちんちん。 」/PULL.
笑うきみも、
おちんちんだった。
突然のきみの、
おちんちんに戸惑っていると、
きみはぼくの手を取って、
こう言った。
「ほら。
ここの窪み、
ここから出るのよ。
もっとやさしく触って、
そう…。
あっ。」
きみは、
硬くて大きな、
ぼくよりりっぱな、
たくましいおちんちんになった。
えらの張った縁を撫でると、
窪みから、
液が漏れた。
「まだよ。
まだ出ない。
もっと続けて、
ああ…みんな見てる。」
辺りには、
人だかりが出来ていた。
みんなおちんちんだった。
おちんちんたちは、
息を呑んで、
青筋を立てて、
ぼく
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