「 みんなおちんちん。 」/PULL.
ぼくを見ていた。
ぼくは手の動きを早め、
舌で。
おちんちんたちがどよめいた。
「すげえ舐めたぜ。」
「あんなの見たことねぇよ。」
「あたしもして欲しい!。」
「次はあたしよ!。
あたしがしてもらうのよ。」
「ちょっと待てよ、
ものには順序ってものが…。」
「見て!。」
「あれはなに?。」
「濡れて、」
「…すごいわ。」
きみは仮性包茎だから、
少し臭いがきつかったけど、
それでも舐めた。
舐め続けているうちにぼくは、
うるんで、
濡れて、
きた。
「ああっ。
出る出ちゃうっ!。」
どぴゅ。
と、
弾けたきみは白くて、
なま温かいから。
見上げた夜の向こうには、
十五夜の、
おちんちんが勃起していた。
了。
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