妄想世界/A-29
、んーんんん」
あのメロディーです。
「(ああ! あのおねえちゃんじゃないか! しかも風呂場から! ラッキー!)」
私はダッシュで服を脱ぎ捨てると、久しぶりに若い女の裸が見れる、ぐえっふぇふぇ、と喜び勇んで浴室へ入ったのです。
「あ、おじさん、ごめんなさい。」
「(乳でかっ!)」
「ここはおじさんのお家だったんですね。よかった。っていうか、ごめんなさい。」
「いやいや、なんていうか…。いいんでしょ、おれ入っちゃって。」
「え? ええ、すこし恥ずかしいけど。わたし今夜は…。」
「(よっしゃーよっしゃー乳すうたるどー、明日の朝まですうたるど〜!)」
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