心の果て/ae96
 



       言葉のトリガーをいとも簡単に弾く輩。


        僕は防弾チョッキなんて着てやしないよ。



       カタログには載ってないツールで 


          いのちを象る世界で  


        僕はおかまいなしにルーツを辿る。  




        デジタルが止めどなく滴る夜


       かき消されそうなアナログな小声は 

           窮屈に凍えつつも

          それでも何かを伝えようと

           空気を振るわせた。


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