The soft feather story ?/優羽
ぶことはもうできないので、
とりあえず羽のない右側へ向かうことにした。
千切った左の羽の部分が少し傷むが、
とにかく自分の幸せをみつけたかったので歩いた。
砂しかなく殺風景だが、考えごとをするには最適だと思った。
とりあえず何もなくなってしまった左が寂しかったので、
コンクリートの1本道を左側へ向かうことにした。
そして偶然にも奇跡は起こった。
いや、神が創り出したのだから必然というべきかもしれない。
片羽の天使と悪魔は地球の真ん中で出会ったのである。
互いに相手をまじまじと見て、顔までいったとき視線が合わさった。
2人は思わず顔をそらしてしまった。
そしてゆっ
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