NOISE FLOOR/本木はじめ
 
探すかのよう



もう一度再生するんだアダムイヴ唯一の僕らを媒介として






浮く/沈む



どこまでも飛べるさ僕ら生活を捨てれば後は桃色の空



ねむること黒い思いを消すために四月の校舎の屋上へゆく



きみがいてはじめて僕が在るような十年ぶりに虹を見た朝



ばらの花の花びら数え沈黙すきみのりょうてのきたないからだ






ことばてきなみくす



固き殻の内を見せ合わない日々のまた会おうぜのおうぜは逢瀬



ようやくは要約なのか墓地そして棺おけまでの道のりのこと?



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