NOISE FLOOR/本木はじめ
 
き音楽奏でよ驟雨





    
sometimes



恋人と言う名のきみが恋人と言う名の僕と恋人をする



メタファーの檻に囲まれ僕たちの森は豊かに枯れてゆきます



ホットカフェオレがあなたに恋をする脈絡ひとつ無い冬の朝



前頭葉なのかどうかは知らないがロキソニン飲む頭痛の頭は「づ」?






be natural



カーテンが揺れているから開いている窓の向こうに青空がある



貝殻をひろう少年少女からもらった砂の指輪のもろさ



きみどりがほどけはじめるゆっくりときみは
[次のページ]
戻る   Point(11)