■批評祭参加作品■馬野幹への恋文/大覚アキラ
 
批評とかなんとかいって小難しいことを書いたところで、どうせ底の浅さを曝け出すだけなのでそういう路線で行くのはやめておこうと思う。

結局、なんだかんだ言ったって、つまるところは好きか嫌いかなんでしょうが。好きなものについて、どこがどういうふうにどれぐらい好きか語る。嫌いなものについて、どこがどういうふうにどれぐらい嫌いか語る。それでいいんじゃないのかと思う。

というわけで、大好きな馬野幹について語りたいと思う。

馬野幹という詩人が、ぼくは大層好きだ。ぼくは、好きな詩人を挙げれば殆どが女性の詩人なのだが、数少ない好きな男性詩人の筆頭格が馬野幹である。

以前にこんな↓テキストを書
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