追伸/はらだまさる
 


ちょっと昨日の返事が言葉足らずだったような気がして。

「読み手の気持ちを考える」
 これはすごく大切なことで、やっぱりいつも大切な恋人や友人や家族に手紙を書くような姿勢であった方がいいと思います。ただ、このフォーラムもそうですが、大抵の文学作品のように言葉だけ、しかも活字だけの表現の場合、書き手及び読み手の感情や精神状態までは、絶対に読み取れない断絶があると思っています。これは悲しいことではなく、そういうものだと認識しています。
 普段、日常生活の中でぼくたちが接する言葉というのは、そこに相手の表情なり顔色とか声のトーン、声質、その言葉を発する前後の会話の流れとか間、タイミングと
[次のページ]
戻る   Point(8)