恋文[206]
06/09 01:48
多々田 駄陀

せめて、恋文の中ぐらいは
宙に浮いた、心地よい酔いに
浸っていたい。
年甲斐もなく、
可愛らしく、
君の事を
語っていたい。

年甲斐もなく、

羞らいながら。
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