しりとりの詩 2nd[175]
2006 03/01 21:31
蒼木りん

止まない雨が上がる頃
わたしの眼は
日の眩しさに耐えられなくて
脳が逝かれてしまうんではなかろうか
骨の歪み
皮膚の老化
筋肉の疲労
身体の鈍い痛みは
空腹を満たすときのみ忘れる
あの子は
頭が痛いと言って
早退した
わたしも
身体の調子が悪かったけれど
時間までと思って
我慢した
大人だから
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