しりとりの詩 3 [85]
2017 01/12 13:59
長庚

住んでいた
気がついたら住んでいた
氷の宿に
風の真ん中に
震えながら布団を重ね、
あれこれ思い悩んでいる
隣の部屋には香を焚き
自分の部屋には果実の香りを満たす
光と闇の交差に疲れたら
蜜柑を頬張る
震えている
物事はみんな震えている
瓶の中の森も
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