しりとりの詩 3 [4]
2016 08/07 10:07
st

シリウスからやってくる      はるかにとおい記憶が
ぼくの眼にもきみの眼にも     はいってくる

夜があけるころ          地平線のかなたで輝いて
ふたりの朝を           やさしく迎えてくれる

もうすぐ朝の鳥たちの       モーニングコールがはじまって
わかれのしらせを         とどけてくれる

幾光年の時をへて         ひとすじの旅人の
ひかりの鼓動が          揺れ動く
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