2018 05/15 09:56
ハァモニィベル
うーん、いいね。
快楽のツケは胃袋より大きい、というわけだな。
例えば、その物語を脚色した想像なのでぜんぜん事実とは異なるだろうが
奥さんの方にいる悪魔は、おそらく、普段はメシを作らないのだが、なぜ
かその日にかぎって、ご馳走を作ったりするんだろうな。それが悪魔の仕業
というわけだ(私の定義からみるとね)。
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おもえば、
槐多の『悪魔の舌』も、舌以上にさ、何を食べても胃が何ともないんだから、
「悪魔のはらわた」と言うべきだよな、という気もする。
じつは、悪魔は心の中にいるというより胃袋にいるのかもしれんな。
少なくとも、ワトソンの中の悪魔は心の住まいのほかに胃に広大な別荘がありそうだ。
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それにしても
ワトソンが面白いせいで、話が弾んでしまうのは、たっこんぐの中の天使のはたらきだな。
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【悪魔】以外でも【コトバ】を何でも定義して頂いてOKです。
私は以前、こんな定義を書いたりしました。
【都市】:人類という菌に冒された地球の外皮にあらわれる症状
こんなキツめのブラックユーモアでなくも、お好きな味付けでどうぞ。
【人間】:悪魔に嗤われ、仏に憐れまれ、神に怒られながら、祈りつつ生きている何処かいじらしい奴らとその隣人
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などなど