2016 03/27 22:49
ハァモニィベル
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私は、つい最近までむしろ詩嫌いでしたからね。
吉野弘の「夕焼け」の存在を知って読んだのは、数年前くらい。
田村隆一はミステリの翻訳家だと思ってました。
中学1年のとき、授業で詩を書かされたんですが、その時の詩が、校内誌に掲載されて、国語の先生が、学者崩れの人で詩が専門だったらしく、お前には詩の才能がある。俺は詩が専門なんだぞ、詩の才能ってのはな特別なんだよ。と妙に熱っぽく、自分自信は残念そうに語られて、「はあ、そうですか」と、私はピンとこない返事を返してむしろ「詩」に引いた記憶があります。
今、その時中学生の私が、詩ときいて、引いてしまったこと、そういう状況があることじたいを嘆く気持ちが、私の奥にありますね。詩というのは、本来、文学の核にあるべきものだと今は思っていますからね。
確かに、人生で最初に出会う詩は、詞ですね。「ぞうさん」でしょうね。
野口雨情とか、露風の「赤とんぼ」。
私が幼児のときいいな、と思ってたのは、ルパン三世のエンディング曲ですね。「あし~もとに~からみ~つく・・・」ってやつ。
/で、みんな勉強会はやらないの?
わたしだけ小学生向けを書かされたわけじゃないんでしょ??
(あ、カイト、娘さんと試読してくれてありがとー)