2016 03/23 10:29
るるりら
ハァモニィベルさんへ
私は、子どもと遊ぶのは 得意なのですが
子どもの文学については ほぼ知識がないに等しいです。
けれど、私が まどみちおさんの「ぞうさん」が詩であると認識した時に
詩を趣味とすることに 誇りを感じました。
こどものころ、あの詩を詩というカテゴリのものだとは思っていませんでした。
詩によって わたしたちは はぐくまれてきたのだと明確に感じたときに
わたしは 詩から離れることができなくなりました。
詩なくして 人間は人間になりない。と感じたんです。
正確にいうと言葉なくして 人間は人間になれないという あたりまえのもっとも最初のステップが
子どもの文学にはあるはずです。
子どもには自由がない。でも 大人にも自由がない気もします。
言葉が両者を解放してくれるような気がします。
ご照会の詩も素敵だなあ。味わい深い作品だと思いました。