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2006 04/29 13:03
まきび

ジョン・アーヴィング氏の本はどれもおもしろいですよ。
特に『オウエンのために祈りを』が好きです。この作品は『サイモン・バーチ』という映画にもなった作品で、最後に「ああ、なるほど」と思います。
本好きの周りの人に勧めたり聞いたりした結果、どちらかというと男性が好む作品のようです。
彼の作品は、どれも底に流れているものが同じで、作者の経験したことや青春時代に感じた必ずしも良くない感情なども、フィクションの中に織り込まれているように感じます。
わざといやらしく表現しているものはないと思いますが、性描写もあるので、苦手な方は注意です(私は中学の時に読みましたが、大丈夫でした←ヲイ)
日本とずいぶん感覚や習慣が違うんだな〜と思うこともあります。

彼は、すごくいろんな経験をなさってるんでしょう、すごく引き出しが多いような気がします。それゆえに読んでいてあきません。女性からしたら、「うーん。」と思うようなところもあるのですが(彼の作品はとても男性らしい男性目線なので)物語の面白さはぴか一だと思います。

『ガープの世界』や『サイダー・ハウス・ルール』でご存知の方も多いのではないでしょうか?こちらもおもしろいですよ。なんだか、紹介になっていなくてすみません^^;まだまだ紹介したい本はたくさんありますがこの辺で。よろしければ一度ご覧になってください。
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