映画館ポエム座[222]
2008 01/08 07:45
渡邉建志

>221
#サンクス
#1月10日といいながらこれは9日深夜なんだよな、トラップだよなこれは
#奇跡はもうみとかないとな。敬愛するハスM氏が"『奇跡』の奇跡"と言っておられました。
#「奇跡」に備えて「吸血鬼」と「裁かるるジャンヌ」を見ました。ドライヤー作品:http://cinema.intercritique.com/person.cgi?pid=15364 ジャンヌは映画史上有名なサイレント映画らしいのですが、私にはひたすら泣きつづけるジャンヌの顔しか記憶に残らなかったのでブレッソンの「ジャンヌダルク裁判」に旗を揚げたいなと思いました。「吸血鬼」は一応トーキー映画ですがなぜか文字説明のページのショットが出たりして不思議、ノリはまだサイレント。ストーリーがあまりにもわからなすぎて、2回見ましたが、よく分かりませんでした。「ガートルード」は2年ほど前アテネフランセで見たのですが、面白い、にもかかわらず笑えない、笑わない映画でした。というか、ドライヤー自身が、ものすごく深刻な顔をしてとんでもないジョークをいっている、という感じであった。なんというか、神父が史上最強のギャグをいっているような感じ。ある意味すごい。
#グラインドハウスは結局映画館で見るのを逃しました。また追いつけない、と思いました。多分テレビモニターで見ても駄目なんだろうなあ…はぁあ
#映画館1800円っていうのは高いと思います。世の中が全部、京橋のフィルムセンターの500円になってくれればいいのに。
#最近はヴィム・ヴェンダースとキェシロフスキをやたらと見ましたがぴんと来ませんでした。むしろ相米慎二の「お引越し」に泣きました。京都を舞台の映画でこんなに美しいものが撮れるなんて、とか、田畑智子の存在感とか、若くても鶴瓶は鶴瓶やねんなとか、そんなことに感動しました。

#テレビモニターと映画スクリーンの差異について、またドラマと映画の差異について、もにょもにょと考えているのですが、まだなんともいえません。アイディアとしては、暗闇の消失、180度からの光、全身ショットの消失、カットつなぎの多用、モニター自体の灰色性とスクリーンの白色性の差異、そもそも大きさが違う、ならばモニターに近づいて見たら視角ではスクリーンと等しくなるから同じではないのかと言う問いに対して、発光するものと反射するものの差異や、首の運動、右目と左目の距離と画面の距離の違いによる右目と左目の視野の差異、などが考えられるのだけれど、これじゃ何のことを言っているのかさっぱりさっぱりですね。

#シネフィルイマジカに入りたいけれどお金がない今日この頃です。入りたい!http://cinefilimagica.com/ エリック・ロメールを特集なんてしちゃうんです!いいな!
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