コーヒースレッド[54]
07/19 14:37
深水遊脚

 昨日のドラマ「トッカン」、なにげにコーヒーの話題中心でした。喫茶店に大掛かりな税務調査を仕掛けたわりには、鏡の動機は「コーヒーが不味かったから」…って、おい(笑)!
 ロブスタ種がずいぶん悪し様に言われていたけれど、あのセリフは活字情報由来かな、と思う。カフェの原価を考えるならロブスタ配合のブレンドは戦略としてあり。頭から粗悪品と決めつける発想はあまり好きではないです。まさかロブスタのストレートを出していたわけではないでしょう。それならば多分誰も飲めないから。
 蒸らし時間、お湯の量と温度とタイミングで、美味も不味もいろんな要素が味わえるから、ハンドドリップは楽しい。そんななかで嫌なはずの味が、逆に全く感じなくなると物足りない、という経験を何度もしている。辛口評価を目にするとき、ある程度そういった試行錯誤をした形跡があるかどうかは見るようにしている。味の複合体から嫌な部分だけを強調するのは簡単。逆もまた然り。でも、ちゃんと全体を感覚的に確認する作業をしないと、活字情報由来の偏見や固定観念から逃れられない。


麦茶ラテ、実は大分まえの、「世界一受けたい授業」というテレビ番組の雑学の受け売りです。麦茶と牛乳と砂糖の香りと味の成分が、コーヒー牛乳に近いという。私も久しぶりにやってみました。香りはそれらしいけれど物足りないというのが正直な感想。でも自覚症状があるくらいカフェイン中毒であるとすれば、これはぜひおすすめしたいです。コーヒー牛乳の味を目指すとうまく行きます。
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