11/30 07:25
いとう
雑文。
何かについて語ることはとても愚かな行為なのかもしれない。
知り得た人は語らない。語ることができない。
それは語るようなものではないことを知っているから。
知らない人だけが語ろうとする。
知らない人だけが、知っているかのように語り、
語ろうとしたものとの接点を失う。
私たちは何も知らない。知り得たことを語る術を持たない。
だから、私たちは静かに、「何も知らない」とうつむくしか術を持たない。
あるいは、この文章のように、
知らないことを示すために語り続けるしか術を持たない。
(これまでの話との脈絡はまったくありません。
全然別のことを考えていて出てきてしまった雑文です)