論戦スレ。[397]
2009 04/07 00:59
白井明大

奥主さん
(横レスにて失礼いたします)

おっしゃるとおり、たしかに「男性のほうに相談が寄せられてきている」という言い方には、とまどいをおぼえます。それは、おそらく事実とも異なるでしょう。

また、私にかぎったことでいえば、「相談」ではないものがほとんどです。何と言ったら良いのでしょう。相談というよりも、「あきらめのことば」というほうが近い気がします。

奥主さんのご発言を拝見していて、とても安堵するものが私にはあるのですが、その最たるものは、「奥主さんは、ご存知なかったんだ」という驚きです。

そのことが驚きとなってしまうぐらい、
<都内イベントで、性的いやがらせをとっても頻繁にする人がいる>
という事実は、イベントにちょっと顔を出したことがある人なら、ほとんど誰でも知っていることだと思っていました。そして現に、(全員ではありませんが)相当多くの人がその事実を知っており、悲しんでおります。

ですが、奥主さんがご存知ないことを、わたしは間違っても疑うものではありません。性的いやがらせは、あるところにはあり、ないところにはないものです。
また、これまでがどうであったか以上に、これから減らし、なくすことが大事だという認識に、奥主さんのご発言を拝読するたび、気づかされるからです。

ですが、わかっていただきたいこともあります。

さすがに、もうこれ以上、この問題を看過できない、、、という思いが、時に冷静さを押し流してしまうほど、人をゆさぶるということです。このこと自体が、思い上がりであり、再三奥主さんが警告なさっている「じぶんがする側にまわることが十分にありうる」という認識を持っていないことの証左であるでしょう。

けれど、それでも、現に大事な詩の友だちが、そして、じぶんが大事にしている詩の場が、性的いやがらせによってふみにじられた者として、時に憤りを押さえきれないことを、「共同謀議」「出来レース」などと呼ばれることがあるのは(まず私が自戒し自省すべきこと多々でしょうが)、厳しく辛いことです。

それは誤解です。そして、実際にされた人がいるのです。それは「謀議」にも「出来レース」にもなりえないはずではないでしょうか。そのおっしゃりようにも、された人の悲しみが不在ではないでしょうか。

奥主さんご自身が、さまざまな思いを抱えて、この場で発言なさっていることを思うとき、された人の悲しみとは、奥主さんご自身のものであることを、また、思います。
すると再び、私は、自戒し、自省する必要を感じます。
過ぎたことばがありましたら、ご容赦下さい。
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