論戦スレ。[319]
2009 03/28 21:23
白井明大

(すみません、この発言にかんしては、sageにいたします)

片野さん
拝読いたしました。

ご返信ありがとうございます。

>まず、現代詩フォーラムの運営が適法である、という前提で考えていただきたい。そこから、じゃあどうすればいいのか、と考えていただいたほうが前向きかと思います。

もちろんのことです。

私が懸念しておりますのは、以下のようなことです。

◎当サイトがまっとうに運営されているにもかかわらず、出会い系サイトのようなものとして濫用されているケースがあるとしたら、規制法の対象サイトの要件を満たす(出会い系サイトとみなされる)可能性があり、それはぜひとも避けたいこと。
(※会員同士が詩を介して出会って、なかよくなって、つきあって・・・というのはとても素敵なことだと思います。けっしてそれを否定して言っているのではありません)

◎そのような要件に該当する可能性をなくすために、濫用されているケースに有効に対処したいこと。


上記をなぜ懸念するか、と関連しまして、要件該当性の説明を以下に引用いたします(片野さんは御存知でしょうし釈迦に説法ですが、、論点を共有したいということです)。

---以下引用

http://www.npa.go.jp/cyber/deai/business/images/01.pdf
(「インターネット異性紹介事業」の定義に関するガイドライン 3 該当性の判断 (1)「異性交際希望者の求めに応じてサービスを提供していること」の該当性(1の①の要件)より引用)

「問 あるサイトが、開設者が知らないうちに実質的に出会い系サイトとして利用されていた場合、そのサイトは「インターネット異性紹介事業」に該当するのか。
(答)
自らが運営するサイトが知らないうちに、実質的にインターネット異性紹介事業に利用されていた場合、サイト開設者はサイトの運営方針として「異性交際希望者」を対象としてサービスを提供していないことから、基本的には「インターネット異性紹介事業」には該当しませんが、異性交際を求める書き込みを知りながら放置するなどサイト開設者がその利用実態を許容していると認められるときは、「インターネット異性紹介事業」に該当する場合があります。」

---以上引用

出会い系サイトへの規制がきびしくなり、その反動で、SNSサイトが濫用される傾向がつよまることが懸念されております。

他方、詩を楽しむ場として、こちらの現代詩フォーラムの大切さは、今後ますます高まることでしょう。

この大切な場を、上記規制の反動などにゆさぶられることは、私にはたえがたいことです。なによりも、十代の詩をすきな人たち、明日の詩人さんたちが、安心して詩を楽しめる場を確かなものにし続けたいと願うものです。

ですから、身を粉にして運営に日々つとめていらっしゃる片野さんに申し上げにくいことですが、このガイドラインに鑑みるなら、

<「自らが運営するサイトが知らないうちに」出会い系サイトがわりに利用されていた「サイト開設者」は、出会い系サイトの要件に該当することを望まないのであれば「その利用実態を許容」しないようにする必要がある>

という解釈が成り立つ、と私は把握しております。

すなわち、現代詩フォーラムが規制法上の出会い系サイトとみなされることを避けようという場合には、管理人には、この「利用実態を許容」しないことが求められるということです。

前述の私の発言は、当サイトが違法である、という主張ではけっしてありません。

<フォーラム外のできごとに対していかなる場合にもフォーラムの管理人が「第三者」である>という主張が、「利用実態を許容している」ことに結びつきかねないことを懸念している次第です。

利用実態の許容とみなされると、該当性の要件を満たしうんぬんかんぬんとなって、同法規定と抵触する可能性が出て来てしまう、ということです。これを避けたく考えております。
スレッドへ