2007 05/18 20:52
完食
妙にリアリティがある夢であった。
夢らしい部分がなかったと言えばいいのか。
今俺が生きている現実と何一つ変わらなかった。
(と、少なくとも夢の中の俺は思っていた。)
何事も無く日常を過ごしていたのだが
「お前にとってこれは紛れも無い現実である。」
唐突に男が目の前で俺に語っていた。それに
「お前が死ねば確かにお前は終わるが…」
どうたらと続いていた気がする。
それは確かに夢だった。
ただ、俺はまだ夢の中に居るんじゃないだろうか。
そう思えてしまうほどにリアルで、気味が悪いのだ。
実はこれはまだ夢で、
俺ではない俺が目が覚めるのを待っているのではないのだろうか?