夢を見たら書き込むスレ2[391]
2008 02/11 15:07
あおば

深夜、詩のイベントに出掛けるために外出しようとドアに鍵掛け
南の方に向かう。身体がやっと通れる万年塀との狭い隙間を10
m程抜けると昭和初年に祖父が建てた、とっくの昔に取り壊され
た古い実家の入り口に立っていた。
人気のない実家の入り口は、庭木もなにもない殺風景な庭に面
しており、夜なのでぼんやりとしか伺えないのだが周囲はすべて
が停止しているようにも見える。
セーターを着ただけで薄ら寒いのだけど、我慢できる程度なので
上着を取りに戻る気にもなれないのでそのまま南の方へ向かお
うとしたが、頑丈な引き戸の入り口が、施錠してないのに気付く。
後方から誰かに襲われそうな恐怖を覚えながらポケットから現
用中のキーを取り出し、腕を伸ばして鍵を掛けると、左手にも鍵
穴があるので、それも施錠するが、キーの鍵穴に差し込む部分
が古風な極めて単純なパターンに変化しており、簡単に解錠さ
れそうで不安になるが、時間がないので今晩はこれで間に合わ
せようと思ったが、引き戸には15cm位の真四角の穴が空いて
おり、室内がボンヤリと光っている。泥棒が腕を入れれば簡単に
解錠されてしまう、このまま出掛けるわけにはいかないが、内側
から板を打ち付けたりの塞いだりの対処を考えるのも面倒だなと
思い夢を中断して目を覚ます。
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