ねこにんげん(7)
暗闇れもん
久しぶりにこの地に雪が降った
雪の降る朝の空は冷たい味がする
日の光が淡い空の向こうから染み込んでくる
沢山着込んでしまいたくなくて
わざと足を冷やしながら
そろそろと雪をまとう
犬さえも凍える空の下
何度もはねて冬を楽しむ
自由詩
ねこにんげん(7)
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暗闇れもん
2006-12-31 19:46:46