聞こえるものは冬の風
ぽえむ君

薄い光に包まれた
午後のひとときいたずら
静かに時が流れゆく
聞こえるものは冬の風

低い雲間に光差す
午後のひととき晴れやかに
静かに鳥が流れゆく
聞こえるものは冬の風

黒い大地を見渡せば
冬のひととき物語り
静かに砂が揺れ動く
聞こえるものは冬の風

一人心を見つめれば
冬のひととき物思い
静かに風が舞い上がる
聞こえるものは冬の風


自由詩 聞こえるものは冬の風 Copyright ぽえむ君 2006-12-22 14:16:32
notebook Home 戻る  過去 未来