ネコ助

足                        

足は手よりもぶきっちょうだ。
しかし、僕は          
限りない愛着を覚える。 
              
それは                      
記憶にも残らない                 
僕がまだ                     
母のおなかの中に居た頃、             
僕の命を母に知らせていたのだから。
   
この足で、幾度となく。               
そして今大地に知らせる、
僕の命を、この足で。  


自由詩Copyright ネコ助 2006-12-14 12:33:53
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