木造の部屋
ブライアン

正午、部屋は光に満ちる。

時計の針がセットされた時間に辿り着く。
耳障りな音がする。

木造の匂いが嫌だ
と、公園のベンチで眠るわけではない。

布団で寝たら、起きれないのだ。
明日も、明後日も
いつまでも起きれないのだ。


自由詩 木造の部屋 Copyright ブライアン 2006-12-03 04:44:50
notebook Home 戻る