ファンタジー
未有花

私の中の夢の泉は尽きることがない
いつでも私の中からあふれ出て
私を満たしてくれるだろう
そうしていつでも私を
夢の世界へいざなってくれる

私の中のファンタジー
愛しい世界たち
夢の翼は飛んで行くことだろう

たくさんの蝶が群れをなして飛ぶ草原へ
ユニコーンの眠る青白い森へ
黄昏の果てにあるという夕日のお城へ
夢の翼は飛んで行ける
どこまでも どこまでも

果てしなきファンタジー
夢は私の生きがい
夢を見ることが私のすべて

私が私でいる限り
いつまでも夢は終わらない
例え私がこの世からいなくなったとしても
永遠に続いて行くファンタジー
それは終わることを知らない

私の愛しい世界たち
今宵も夢の翼を広げて
湖でひとり恋を歌う
孤独な竜に会いに行こう


自由詩 ファンタジー Copyright 未有花 2006-11-17 12:32:32
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