たんす
たもつ


ベッドが泣きべそをかきながら
部屋の中をうろうろしていた
寝ぼけて
もう何が何だかわからないのだ
思わず笑いそうになったけれど
どの引き出しが口なのか
自分でも判別がつかなかった



自由詩 たんす Copyright たもつ 2006-11-08 22:27:17
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