「 ぼくは、っくす。 」
PULL.







「誰とでも、
 っくすするんですか?。」
と訊かれ、
きみとならと応えて、
XXX...

平手打ちをされたのは左。
右の頬を差し出して、
キスをもらう。


人の噂も七十五日。
その頃には百人超えている。

顔だけ男。
今日は躯だけ男。
だからきみに目隠しをする。





浮気は一度もしたことがない共同保有はされたことがある。





声を掛けられついてゆく、
だってお財布の中身は空っぽだもの。

「何人目?。」
「今日はひとり。」
「あたしで何人目?。」
「きみで最後。」
「うそつき。」

橋の上、
燃やして捨てる、
かねかねかね。
つばめでいるには若すぎて。






愛を感じたら決して抱けない女がいると知った少年は、






罪犯さずして犯され。
おもいではおもくくるしく娼年時代。












           了。



短歌 「 ぼくは、っくす。 」 Copyright PULL. 2006-11-07 13:25:43
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