広い広い真っ白な世界
何処までも広く広がっている

ぽつり一人取り残された私

何もない
何ひとつない

声を限りに叫んでも
誰の返事も帰ってこない
こだますら戻らない

ひとり涙を溢す
溢れて流れてやがて川となり
さらさらと静かに流れていく
何処まで流れてゆくのか

悲しみは尽きない