神だったのさ
ロカニクス

 波動 生命をふりまいたのさ
 閃光 闇崩し輝いたのさ
 泥棒 罪と罰を与えたのさ
 瞬間 永遠を持っていたのさ
 世界 手の中に入ってるのさ
 彼方 果てまで創っているのさ
 忘我 己なんていらないのさ

                    おはてえつやせ
                    のてのいみみい
                    れまなえとくめ
                    なでかんばずい
                    んつにをつしを
                    てくはもをかふ
                    いっいっあがり
                    らてってたやま
                    ないていえいい
                    いるるたたたた
                    ののののののの
                    さささささささ





Kは宇宙をかき混ぜエネルギーを注ぎ込む
太陽線は体に悪いと人々はクレームを送る
事実だけど光熱を盗んで当たり前な顔をしている
一度滅んでからようやく生物はつかま苦楽を慈しみ始めた
Kはもう第一世界と共に消え逃げたN付近にOはS付近にAは戻らないことを知っている
どこを見渡しても彼らが磁石で無かったことを証明する術は無い
苦しくも楽しくもないから以前と違う「かみま」という名前も受け入れる





時が流れると呟きたくなる言へ葉はやはり熟語が尽きたからで
ワールズは手を繋ぎ砕け飛び散りそしてまた元へ還ろうとする
Kは神だったのさ
まだ世に界はあるけど
神だったことを呟き確かめたくなる


自由詩 神だったのさ Copyright ロカニクス 2006-10-07 17:16:28
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