夢見る頃を過ぎても
快晴
独りよがりのゲームの中
不信だらけの真夜中に
今日を嘆いてみたところで
知らん顔して朝はくる
シミの付いた絨毯を
ただじっと見つめていると
世界地図に見えてくる
ねぇ、現在地を教えてよ
そばにいる誰かを傷つけて
自分の弱さを隠していた
石ころのように転がってきたけれど
まだどこにも辿り着いちゃいない
黒のコンバースをきつく結んで
深く息を吸って外に出る
まだ見ぬ景色を求めて
君に出会えるという丘を目指して
夢見る頃を過ぎても
道はどこまでも続いていく
夢見る頃を過ぎても
まだ答えは出ていない
自由詩
夢見る頃を過ぎても
Copyright
快晴
2006-10-04 10:51:18