雨のち晴れ
れるむ

どうしようもなくて苦しくて胸が
どうしようもなくてただ泣きたくて
そんなときに限って空のティッシュ箱
なんだか少し可笑しかった

堪えきれずにこぼれた涙が
行き場所を求めて彷徨い
いつしかぼくのもとに帰ってきた
なんだか少し嬉しかった

またいつか泣きたくなる日は来るだろう
それでも明日は笑っていようと思った


自由詩 雨のち晴れ Copyright れるむ 2006-10-01 03:38:16
notebook Home 戻る  過去 未来