政治・法律で覚え書き
逢坂桜

自民党新総裁、決定しましたねぇ。
大方の予想通りの展開で終わりましたねぇ・・・。
で、ここらでひとつ、自分で気になってることとか、
書き残しておこうと思います。

ここのところ、お酒がらみの交通事故の取り締まりとか、
罰則とか、ずいぶん強化されましたね。
それというのも、人身事故が大きく取り上げられてるからだと思うんですが・・・
それ自体には文句ありません。
事故なんてないほうがいいに決まってます。
取り締まりも結構。
だけど、この国では、もっとたくさんの人が亡くなってるんです。
経済大国日本では、主に経済上の理由からの自殺者が増え続けている。
その人数は、交通事故での死亡者を上回っている。
それに対して、国は政治は、なにをしているのか?
年齢層としては、企業でリストラされる年代ー学生の子供がいる年代。
あしなが教育基金だったか・・・様々な理由から経済的援助をしている基金だが、
利用者が増えている、と記事で読んだ。
知らなかった。
そして、最近になって大きく取り上げられた、保険会社の不払い。
これは、どこに原因があるのだろう?
続報を待っていたのだが・・・
まさか、生命保険への支払いを優先するあまり(憶測=妄想)、とか・・・
まさかね。

晩婚化といわれて久しい。
でも、晩婚でもなんでも、結婚する人はたくさんいる。
そして、4組に1組は、離婚しているという結果が、出ている。
少子化と高齢化がダブルで襲っている日本。
なぜ、母子家庭を保護しないのだろうか?
「そんなことない」という人がいるかもしれないけれど、私の眼から見て、
あんまり熱心にしてない、と思う。
なぜ、子供の養育費は両親の強制=法律、としないのだろうか?
離婚時、取り決めをしていても養育費を逃げる人は結構いる・・・らしい。
別に罰則なんてないから。
逃げられても、連絡先不明では、あきらめるしかないから。
・・・ひどい。
そんなことにならないために、離婚時は、公正証書を作成しましょう。
それさえ作っておけば、相手の給料を差し押さえもできる、とのこと。
本で読んだだけなんですけど、もっと詳しく知りたいなぁ。

たいがいの人は結婚します。
男も女も、です。
そして、4組に1組は離婚する、かもしれない・・・。
ですが、どうして、
結婚も離婚も、もっと言えば、国民保険と社会保険、国民年金と厚生年金。
こういう制度や法律を、どうして学校で教えないんでしょうか?
不思議です。
生きていく上で必要なことは、読み・書き・算盤、といわれて久しい。
それは真実だと思います。
それ以外をどれだけ身に着けるか、で、世渡りは変わりますが・・・
生きていく以上、病院に行く時もあるし、結婚もあれば、退職もある。
どうしてそれらの仕組みを、成人の義務である納税を、
せめて高校生の段階でも、教育しないのでしょうか?
不思議だなぁ、と思うんです。
まして、役所は広報を大々的に行うわけではありません。
戸籍や住民票や保険証や年金手帳や、国勢調査でも調べまわってるのに、
対象者であっても、自己申告した人にしか、手を差し出しません。
なんのためにある制度なのか、と思います。
対象者が利用しない制度なんて、当事者の側に立ってない、と思います。
なんだかなぁ、と思います。

学校が大変なことになっている。
教室では、授業中にも関わらず当たり前に席を立つ生徒達。
注意した教師を脅す生徒。
子供達の態度を学校側の責任とする親たち。
そうだろうね。
自分の子供がそんなことをしてるなんて、信じたくないものね。
ましてや、自分のせいだなんて、認めないんだろうね。
だけど。
子供が誰よりなにより影響を受けるのは、親なんです。
それは家庭環境だけじゃなくて、親子の信頼関係なんだろうと思うんです。
子供の頃、「グレるかと思った」と言われました。
確かに、頭をかすめなかったと言えば嘘になる。
けれど、同時に、父さん母さん、かなしむだろうなぁ、とも思った。
両親は不在がちでした。
子供の頃から、なんかうちってよそと違う、て思ってました。
だけど、両親がたくさんの愛情を注いでくれてるのは、わかってる。
だから、かなしむことはしたくない。
そう、思ったんです。

こんなところです。
意見があれば、聞かせてください。
最後まで読んでくれて、ありがとう。


散文(批評随筆小説等) 政治・法律で覚え書き Copyright 逢坂桜 2006-09-21 20:56:22
notebook Home