「 うるとらみ、っくす。 」
PULL.







熟れたウルトラの母の肌に絡みつく、
怪獣バルンガの触手。
嗚呼!危うしウルトラの母。
だがそこにやってきたのはケムール人。
ケムール人はねばねばした液体を、
その頭部から発射した!。

液にまみれ絡み合う肌と触手、
いといやらしき光景なりて。
障子を突き破って出でたるは、
猛々しきウルトラの父の♂。

スペシウムの飛沫白く濃く。
粘り気を込め発射され、
どろどろ。


父を見よ!液を見よ!欲望を見よ!。
そしてチロウがここにいるのだ。

ウルトラM。
M69からやって来た。
性器のヒーロチロウは今日もゆく。




本当の父、
知らぬはチロウばかりなり。
触手を見つめ何思う。






三分で満足などできぬ。
母は女盛りのウルトラの母。












           了。



短歌 「 うるとらみ、っくす。 」 Copyright PULL. 2006-09-15 07:38:22
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