「当たり前の優しさ」
Taka★Hajime

「当たり前の優しさ」

いつも一緒にいた君
いつからか一緒にいることが当たり前になっていった。

ボクの鼓動が君に伝わった時。
僕らは仲間になった。
君の鼓動の音色を聞いているだけで、新しいボクが生まれる
君はボクの母だ。
そして君はボクだ

知らない内に君の音色に聞きなれた僕は
そこに君が居る事が当たり前になっていた。
けど、違ったんだね。

君はボクの好物だ
君を食べていないとどこか寂しい。
ボクは君を吸い込んで、生きている

だからボクは少しだけ君に優しくこう言いたい。

「いつも一緒にいてくれてありがとう」

恥かしいから何回も言えない
だから少しだけ・・・。

当たり前だと言えなくなるのは何故だろう。
きっと、誉めなれてないんだよね。

だからいいよ。
君の分もボクが言うよ。

「ありがとう」


自由詩 「当たり前の優しさ」 Copyright Taka★Hajime 2006-09-07 05:24:21
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