ひとささんゆびたちへ
るるりら

おふろあがりのひとときは

足のゆびまでいつくしむ

ひるまは こころの ひとさしゆびが

いろんな人を指差してしまうけど



おふろあがりのひとときだけは

あしのゆびまでいつくしむ

あしのゆびの ひとさしゆびは

ひとなんか ゆびささんゆび

それから いつも窮屈そうでも 愚痴を言わん なかゆび

くすりさえぬれない あしのくすりゆび

ひときわ大きな親指は わたしの重心を知っている



おつかれさま

わたしを ひとしれず私を支えてくれてありがとうな

ちゃんと綺麗にしような

わたしの明日を支えてな

いつもいつもありがと

ひとしれず

わたしをささえてくれてありがとな






自由詩 ひとささんゆびたちへ Copyright るるりら 2006-09-03 12:22:38
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