光は曲がらないので
nm6
まだ
遠いところにあるようです
いつもぼくらからは 何かが垂れてきてしまって
どうしようもなくなってしまうのですが
雲が浮かんで ため息が白い冬のせいにして
久しぶりに知る その気持ちがちぎれてゆきます
柔らかですから
ぼくらはしなやかにすり抜けて
笑うことも 怒ることも やめています
君は 何を知っているのでしょう
夜中に響くのは ベース音でしょうか
しょぼくれたリズムは 一定にきざむ光は
その壁に差し込んで切りつける直線でかきわけて
影になった君の半分を 粘っこくたぐり寄せては
そう 計画通りに溶けてゆく秘密です
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こころの、こえ。