ぼくの憂鬱
船田 仰


すこぶる逆だった
逆でした
逆だったのは
コンタクトレンズだったもよう
なんか変だとおもったんだ

冷えたゆうべのカボチャコロッケ
彼は常識人であるらしく皿のうえで微動だにしません
それに苛立ったぼくは
精神年齢37歳くらいのこども
レンジなんかに頼ったりするもんか
口もきかずに専念して
朝の行為は
冷たいまま残さないままで
おわりをつげる


シャツに絡みつくパン粉の息子その1を
見下ろして
やおら迫りくるおっかない針のうごきに
ドアを
しめて急いで目指して帰るまで対等なぼくと必要性とのスキマすきますき ま




いやもう消去してもらってかまわないんですけど
、ケチャップとって
なれあってこれからも増殖しつづけるのかな
、やっぱりソースにして




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ブルゥのそらはクリーンですか
かぜがつよいけれどもそろそろひきだし整理しよう
だれかにピースしたくなった
だれかにキスしたくなった
点滅する信号をわたりきって
いまわくわくする ぼくの憂鬱



自由詩 ぼくの憂鬱 Copyright 船田 仰 2004-03-08 14:57:50
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