逍遥光学
吉岡孝次

干渉には謎が多い
さんずいが移動すれば
汗歩
スウェット・ウォーキング
肌着が ほんの少し 
重くなり


川を
もう腕まくりしている
実在の生物のような
「水」の鱗が
死なない


自由詩 逍遥光学 Copyright 吉岡孝次 2006-08-27 15:47:57
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