恥ずかしくて
勇気がなくて
まだ云えない想い
明日

夕立のあとの
涙のあとの
夕暮れの空
昨日

クレヨンよりも色鉛筆のような空
明日が昨日になる速さの色
泣いたり笑ったり素直
梅干の途中キラキラ

もしかしたら
おじいさんとおばあさんになって
桃の木の下
かも知れない

甘いもすっぱいも
これからも
いっぱい
詰まっている

この詩は
その日の二人に贈る
特別な詩

白くないガードレール
一本だけ無くしてしまったあの日
桃太郎
二十日後

誰も作れないわたし
大好きのすこし前に

会いたかったと
正直に

伝えることができるだろうか









自由詩Copyright  2006-08-10 10:06:37
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