巡り会い
ぽえむ君
やわらかい風の音に誘われ
仰ぎ見る雲の白さに時を想う
軽やかに歩く子どもにすれちがい
友に会い喜ぶ顔に人を想う
さわやかな小鳥の声に耳を傾け
朝に咲く花の白さに生を想う
滑らかに下る車に追い抜かれ
鏡から挨拶の目に心を想う
時は一瞬たりとも止まらず
生あるものは
その命を絶やすことはない
人は
美に出会えば心高まり
情に触れれば涙を落とす
それがこの世に生を受けた
人としての巡り会い
自由詩
巡り会い
Copyright
ぽえむ君
2006-07-26 06:58:45
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