窓の外、風の匂い。
チェザーレ

 ―小学校の運動会の無邪気な子どもの声。

 反戦が叫ばれる必要のあったとき、運動会を自粛した学校はあったのであろうか。こうして遠くから聞いてると、戦争ごっこにしか聞こえないのだが。運動会は、君が代・日の丸問題以上に深刻な軍国主義のなんたら。だと私には思われる。教員、家族はそれに気付いてやらせているのであろうか。それをまた、無邪気に楽しそうにやる子どもたちの声。
 ……そんな時、大人が憎くてたまりません。国が憎くてたまらない。
 別に私は、反戦を唱える人でもない。平和を唱える人でもない。右も左も嫌いな人だ。ただ許せないのが、力のある人たちのインチキ。青くせぇな、自分(笑)そして、気づかずその嘘と欺瞞に飲まれ、手助けをしているかもしれない私。気付いても結局はそれに押し流されている私。
 なにが平和だ。平らで和やか?それ幸せか?競っちゃダメよ、争っちゃダメよ。そうやって、気付いたら総入れ歯。
 いつかギザギザに尖った入れ歯を入れてやるからな!このやろう。
 
 きっと、僕が問題行動を起こして、報道されるようなことになったら、こういう日記が取りざたされるんだろうな。彼はイカれたアナーキーで。みたいな感じで。
 
 言いたいことも言えないこんな世の中じゃぁPOISON♪



散文(批評随筆小説等) 窓の外、風の匂い。 Copyright チェザーレ 2006-06-12 02:14:09
notebook Home