壊れていく夜
たにがわR

そう、それはイバラの森と言われても人間として扱われるなら

待ったのは誰も知らない駅でした君も先ほど通過している

泥沼でもがけよもがけと君は言う吾はペンギンの羽も持たない

その夜に予定調和で壊れてく愚かな希望にしがみついてる

まやかしの希望でさえも明るくて私のみちを照らしてくれる


短歌 壊れていく夜 Copyright たにがわR 2006-06-08 01:25:59
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