自由を夢見て
山崎 風雅

 明日に続く詩を残したい
  風来坊の見る景色を飾り立て
 絶え間無く約束をするように
  心乏しい日々に明かりを
 明日の朝に灯したくて
  許されるまで心模様を綴りたい


 火の子がかかる煩わしさを
  跳ね除けるのが精一杯の今日このごろ
 確かな導きを誰か案内してくれないか


 背伸びしてる心のドアをノックしてくれ
  知り合いは多いけど
 果たして僕が死んじゃったら
  泣いてくれる人がいるんだろうか

 天気予報では明日は晴れ
  眩しさのなかで心の霧も消えればいいのに

 朝の日が登るまでの数時間
  肩にのしかかった
 この世のしがらみ

 
 また口で失敗してしまった
  後悔先にたたず

襲いかかるアクシデントのパトライト
僕のうちにある無知の突発事故

 寛容な神様はこんな僕でも
  赦してくれるのだろうか


 分からないものだらけだ




自由詩 自由を夢見て Copyright 山崎 風雅 2006-05-21 04:37:21
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