鼓動の音を確かめて。
天使


僕が生きている意味はあるのでしょうか?

今日も空があって、雲があって、風が吹いてるその中で、

ヒューヒュと息をして、酸素を取り込んで、ゴクゴクと水飲んで、

ムシャムシャとモノを食べて・・・・

栄養と酸素と水分が吸収され、ドクドクと血液が体の隅々まで運んでいく・・・。

ドクン・・・ドクン・・・・ドクン・・・・

今日もまた、僕は生きている。

いつ死ぬのかも知らされず、何をしろとも命令なく、僕は生きている。

一体何のために生きて、何のために死んでゆくのでしょうか。


一体何のために出会って、何のために別れるのでしょうか。



今日もまた僕は青い空に囲まれて、答えも無い問いを誰もいないココで呟いている。



・・・ドクン・・・・ドクン・・・・ドクン・・・

その音と一緒に、今日も僕はココで生きている。


・・・・ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・

その音を確かめながら、今日も僕は生きている。


散文(批評随筆小説等) 鼓動の音を確かめて。 Copyright 天使 2006-05-14 23:15:41
notebook Home 戻る  過去 未来