どんな季節でも
山崎 風雅

 毎日夢をみる
 毎日生活がある

 しがらみの世の中で
 心のベクトルは乱反射

 ニュースでは連日
 悲しい事件ばかり

 川のほとりに咲く花は
 なにも知らずか知ってのことか
 風に吹かれて平和を詠う

 時は各駅電車
 僕はどこにむかっているのか
 いずれ誰の心にも残らない
 未来が訪れる

 あぁ
 この世に生きた
 証がほしい

 贅沢な悩み
 息を殺して
 時の鐘がなる日を
 待ちわびてる

 大切なもの 
 たくさん壊してきたから
 
 大切なもの
 これから作っていこう

 健気な子供達よ
 同じ時代に生まれた奇跡よ

 へんなプライド捨てて
 心で話そう
 我が友たちよ

 心と心がつながる喜び
 何気ない日常で見つける喜び

 だれにでも降り注ぐ絶望
 だれにでも降り注ぐ希望
 
 どんな季節でも
 瞳に映る景色には
 いつも君がいてほしい


 



自由詩 どんな季節でも Copyright 山崎 風雅 2006-05-14 16:34:00
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