ホー ホー ホー
山崎 風雅
ホー
ホー
ホー
梟が森のみんなに子守り歌
安らかな慰めの夜は
生きることを勇気づける
長く眠れない日が続き
約束を破った後悔の響き
それでも季節は煌いて
時折訪ねるまぶしさに
僕は感謝の心で満たされる
繰り返す雨と晴天の日々
流されながら
心の角がとれてゆく
小さな幸せを見つける度に
心の金庫に宝物が増えていく
そして
いつのまにか僕も詩人になって
心の進化を目指してる
荒くれた世間で
自分の足元も固められなぬ不甲斐なさ
でもね
懸命に生きている
勝ち負けに心を奪われていた時代には
親友なんていなかった
あぁ 眠たい
さぁ 寝るとしよう
ホー
ホー
ホー